復刻版・高等遊民になりたい。

やっぱりブログを書きたくなったので。

ブランドぶらさがり屋さんの反省。

 

最近、すこし内省する時間をとったんですが、ちょっと思い上がっていたかも、と反省しました。たいした実力があるわけでもないのに、ブランドにのっかってすごそうに見せている、虎の威を借るなんとやら、って感じだなあと。

 

まあ、主には学歴ですよね。高校でなまじ成績がよかった(真面目だった&わりと理解力と記憶力がよかった)ことで、分不相応な大学に指定校推薦でスルッと入り込んでしまった。

 

そして、そこでの成績もまあまあ良かったので、ちょっと勘違いしてしまったんだろうなあと。サークルやバイトもほとんどやっていなかったから、他の人よりも勉強に割ける時間も多かったわけで。人よりできて当然なのに、そこまで突出してよかったわけでもなかった。つまりフツーか、それ以下なはずなんです。本来は。

 

でもいまだに、会社でも大学がバレると(積極的には言っていない)、なんかすごそうに見られてしまうし、俺もどこかで心の拠り所にしているフシがある。実力に自信がないぶん、ブランドに寄りかかろうとしているんだろうなあと思います。じつに弱っちい、小物感にあふれたヤツですね。まあ、人間あるあるだとは思いますが...。

 

 

なんというのか、自分の価値を見誤っていたなと。高望みが過ぎるんですよね、基本的に。電通とか博報堂とか、就活で受けてさえないのに、入れてたらなあとか思ったりするし。あといまだに出版社への未練がありそうだし。

2年目の今でも、ここは自分にとってふさわしい場なんだろうかと、ちょくちょく思ってしまう。今のところだって、実力的には高望みかもしれないのに。いや、待遇はもうちょっと望んでいいと思うけど(それさえも経営者の耳に入ったら「勘違いしたらいかんよ」とキレられそうですが...)。

 

大学のとき周りにいた人たちは、俺より1~3段くらい、いやもっと?上にいて、出自も能力も違うんだから、そこと比べるほうが間違っているんですよね。そこと比べて劣等感を覚えたり、悔しいとか負けたくないとか思ってしまう...いや、それ自体は悪いことではないのか?

ただ、現時点では完全に負けてますよ、ド惨敗ですよ、というのは自覚すべきですね。かつて並んでいたように感じていたのは思い上がりですよ、勘違いですよと。

 

だから、そこは真摯に受け止めて、追いつけるように頑張るか、そことは張り合わずに分相応のところで満足するか。どっちかだと思います。

ふりかえって考えると、昔から、好きになる女の子もきまって分不相応な相手でした。明らかに格が違う、相手にされない人ばかり好きになるし、ワンチャンあるんじゃないかと希望を持つ。うぬぼれが過ぎますね。思いっきり努力したって、たぶん相手にされないような美人ばかりなのにね。んで、自分を好きになってくれる人だってたまーにいるのに、そっちはないがしろにしてしまう。イヤな男だなあ。

 

たぶん「身のほどを知れ」ということだと思うんです。身のほどを知った上で、今の状況にも感謝して、もっと望むような状況に持っていけるように努力をする。

いや、なにも面白い話ではないんですが、ちょっと調子に乗っていたというか、色々なものを下に見てしまっていた気がしたので。まあ、自己防衛のためだったので仕方ないとも思いますが...良くないことに変わりはありません。

 

自分が思っていたより、自分の価値が高くなくて、けっこうショックを受けてはいるのですが、それでもめげずに、目の前にある仕事を頑張ろうかなと。

ただ、やっぱり労働環境としてはキツいので、どうにか脱出なり改善なり独立なりできたらいいな、とはほんのり思いますが、それができるくらいの実力をつけてから言え、実績つくってから言え、って感じですね。

 

あー。近くに友達いなくて普通に寂しいし、忙しくてしんどいし、なかなか希望も見えないですが、がんばります。